この本は死ぬまでにお金を使いきり後悔のない人生を過ごそうと進言している。
その理由は2つ
①後悔しない人生をおくるため
②与える予定のお金は早めに渡した方が有効
①はお金を貯める事ばかりに気がとられ、お金がたまった頃には体力的に厳しい年齢
になるパターンが多いという事。
若ければできた事も老いには勝てずあきらめてしまう。
筆者は人生は思いで作りと述べており体が動かなくても思い出は色あせないという。
やりたい事は先延ばしせず、少し無理してでもやって経験し思い出にする。
人間みんな年を取るので家族の今を大切にする必要性を強く感じた。
②は自分が死んで財産や寄付をするのではなく早めに渡すべきと述べている。
理由は①にも通ずるがそのお金で渡された人は早い段階で経験を買うことができる。
寄付された団体は誰かを早い段階で救うことができるかもしれない。
という事だ。
確かに60過ぎて手にしても、貯金になるのは目に見えている。
であれば早めにもらい経験を買う方が喜びも大きいし感謝の気持ちを本人に伝えることができる。
お互いプラスになる。
渡す年齢(子供が有効に使える年齢)を設定してプランを考えたいと思う。
現代の日本人はひたすら会社のため働いている。それは家族のためというが実質お金を貯めることが
目的になっているように感じる。
私自身もそうだし、会社を優先してしまう。
ただ会社に尽くしても、年を取って死ぬ前に会社に自分の人生をささげてよかった。と思う人は
いないと思う。
であれば家族、友人との時間を優先して楽しい思い出を作った方が100倍ましである。
私は限られた自観音化で楽しい思い出を作っていこうと思う。